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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2007年10月23日

67  マンションは永住にふさわしい住まいか? その7

このブログで何度か紹介しているマンション総合調査は、国土交通省が 「マンション管理に関し、これまでに講じられてきた施策の効果の検証、必要となる施策の提示を行うための基礎的な資料を得る事を目的として、マンションの管理状況、マンション居住者の管理に対する意識等を調査」 したものです。

昭和62年、平成5年、平成11年と調査され、最新が平成15年6月に調査されています。

マンションに居住していても、他のマンションの事を知る機会はあまりありません。ほとんどが管理会社の情報だけを頼りにしています。他のマンションがどのように管理組合の運営をし、マンション居住者がどのような意識を持っているか等の傾向を見るには参考となる資料だと思います。

その調査項目の一つに「現住居に対する居住者の評価」というのがあります。

満足 18.1%  やや満足 29.9%  普通 30.6%   やや不満17.6%  不満4%です。

約8割が現住居に不満を持っていないことがうかがえます。これは平成11年度.平成15年度の調査でもあまり変化はありません。

現状で、マンションに永住するつもりだと考える人が多いのも納得できます。

マンションを終の棲家と考えている方は、このタイトルの前回までをもう一度読み直してみてください。
それと比較して、貴方のマンションの現在の実態を確認してみてください。

特に築20年以上のマンションでは、様々な問題が少しずつ現れてきています、そこに住む人たちがマンションの将来像をどう考えているか、そしてどのように行動しようとしているかを話し合う機会を作ってみてください。

そして、永住にふさわしいマンションかどうか想像力を働かせてみてください。今まで通り安心して住み続けられるのか、よりいっそう価値をあげる為にマンション居住者と一体となり努力できるのか、あるいは他の居住場所を選択するほうが良いのか等、心身ともに元気なうちに考えておきましょう。厳しいようですが、他人任せで放置したままでは、将来に待っているのは悲劇だけではないかと思います。


松坂、岡島それに松井稼、日本人の活躍が楽しみなワールドシリーズです。  

Posted by haru at 11:47Comments(0)