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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2007年11月26日

83  マンションの「建物の維持管理」、責任者は誰? その2

「もったいない」と言う言葉に代表されるように、今、ものに対する考え方が大きく変わりつつあるようです。「使い捨ての時代」から「物を大切に永く使う時代」への変換です。マンションも例外ではないようです。

永住するか、いずれは売却するかにかかわらず、年数を経ても魅力的な建物を維持したいのは、そこに住む人の共通の願いです。

今までは、築40年足らずで、建て替えされるマンションが多くありました。しかし、適切な時期にきちんと手入れをし、必要な改良を加えれば、建物の寿命を伸ばすことが可能な多くの工夫がされるようになってきました。

マンション購入価格の8割以上は、購入者全員で共有する土地や共用部分です。

マンション購入者はそれを維持管理するために、管理費や修繕積立金という名目で、平均的には、毎月2万円前後の費用を負担しています。
マンションに居住する限り払い続けなければなりません。

40年住み続ければ、物価変動を無視した場合、約1千万の費用ということになります。基本的には各居住者負担となる専有部分の費用等を加算すれば、実際にはその倍近くを覚悟しなければならないでしょう。

しかし、マンションの性能は一つ一つ違います。従って維持管理費用も当然各マンションで違うはずです。

設計・施工に十分配慮され、メンテナンスにあまり費用のかからない建物と、設計・施工に問題があり、メンテナンスに予想以上の費用がかかる建物があります。

マンションの購入価格には、土地の購入費用、建物の建設費、販売経費等全て含まれています。

建物の建設費用はいくらなのかを知って、マンションを購入している人はほとんどいないでしょう。ところが、建物の維持管理に影響する重要な要素であることには間違いがありません。

そこで、建物が誕生した条件等の違いから見た、建物の維持管理の問題を考えてみたいと思います。


高速道路を逆走する高齢者運転の車のニュースが続いています。遭遇したらと思うと「ぞーっ」とします。
  

Posted by haru at 08:44Comments(0)