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2007年10月17日

63  マンションは永住にふさわしい住まいか? その3

永住するのにふさわしいマンションにするには、どのような条件が必要でしょうか。

基本的には、いつまでも安心で快適な住まいとしての居住価値の高さであり、いざというときには高く処分しやすい財産となる資産価値の高さを維持しているマンションのことだと思います。

そのためには、以下のことが考えられます。

1) なんといっても、毎月支払い続ける管理費や修繕積立金等が適正な価格に設定され、適正な時期に適正に使用されていることです。それには、他人任せにしないで、居住者自らが積極的にかかわっていることです。

2) マンションは敷地や建物のほとんどを所有者全員で共有しています。ある種の共同社会を形成しています。そのためのルールがマンション独自なものとして設定され、そこに住む住民全員がよく理解して守っていることです。

3) 社会的ニーズの変化に対応した改良がされていることです。高齢者や身障者の為のハード、ソフト面からのバリアフリー化、防犯カメラの設置等や非常時用の備蓄倉庫の設置、あるいは電気設備の多様化に対応した電気容量のアップ等々です。

4) マンションはその誕生過程で周辺地域と対立していることがあります。マンションに住む住民まで
対立することはありません。地域の自治会、町内会等に積極的に参加し、地域と一体の活動をしていることです。まちづくりに参加することで行政のさまざまの助成等も可能になります。

5) これはかなり難しいことですが、望ましいのはそのマンションで育ち、独立した子供が再び帰ってきてそこに住みたいという気持ちを起こさせる環境を維持していることです。


エスカレーターで子供が事故のニュース。エレベーターや車、動く物は便利だが常に危険と隣り合わせ。

Posted by haru at 08:46│Comments(0)
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