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2007年10月08日

57  マンションの給湯器、誰のもの?

マンションの管理をする上で複雑でわかりにくいのが、専有部分と共用部分です。

それには、大きく4つの問題があります。
1) 専有部分と共用部分の境界はどこか
2) 所有者と使用者が別々の場合がある
3) 管理の責任は誰なのか
4) 管理のための費用負担は誰がするのか

給湯器もこれらの問題を明確にしておくことが必要です。同じようなものに玄関先のインターホンや室内から操作できる玄関灯などもあります。

給湯器には電気を利用した電気温水器やガスを利用したガス給湯器が主に使用され、その設置場所もローカやバルコニーの共用部分に設置されたり、電気温水器に見られるように、住戸内の専有部分に設置されたり、色々です。

多くのマンションに見られる玄関横にあるパイプスペース、メーターボックスは共用部分とされています。しかし、その中にある給湯器や浄水器等それにつながる配管はその住戸で専用に使用するものなので専有部分と考えるのが一般的のようです。

標準的な管理規約には専有部分の範囲として 「専有部分の専用に供される設備のうち共用部分内にある部分以外のものは、専有部分とする。」 とありますが、わかりにくい表現がされています。

いずれにしても、居住者間のトラブルは、責任範囲が明確でないことから発生します。
それぞれ具体的に、誰が所有しているのか、誰が使用しているのか、誰が管理するのか、誰が費用を負担するのかわかりやすくしておくことです。


今日は「体育の日」あいにくの空模様です。本来は10月10日の晴れの多い特異日のはずでしたが。

Posted by haru at 08:11│Comments(0)
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